バイナリーオプションは丁半博打なのか?それとも投資と言えるのか?

バイナリーオプションは丁半博打なのか?それとも投資と言えるのか?

バイナリーオプション(BO)は投資なのか?丁半博打の類のギャンブルなのか?

バイナリーオプションは投資かギャンブルか?

バイナリーオプションは、平たく言えば、購入した時間の相場から、あらかじめ設定されている時間のレートが上がるか下がるかを当てるというものです。

2者一択ですね。

バイナリーオプションも認知され始め、多くの業者も扱うようになりましたし、インターネット上でもバイナリーオプションの広告が多く見られるようになりました。それに伴い、1/2の確立が簡単という思いがあるのか、多くの方が参加しています。

そのブームに乗るように最近ではバイナリーオプションの教材も多数販売されていますし、

『バイナリーオプションは簡単に稼げますよ~』

『主婦でも空いた時間に短時間で稼げますよー』

『バイナリーオプションでこれだけ稼げました!!』

なんて怪しいブログやサイトも多く見られます。では、バイナリーオプションは、長期間に渡り、投資として利益を出すことができるのでしょうか?

バイナリーオプションは理論上勝率50%ではマイナス収支である

バイナリーオプション勝率50%

1/2という確立を考えると、よく時代劇で見られる丁半博打が思い浮かびます。

丁半博打とは、お椀にサイコロを二つ入れて、出た目の合計が奇数か偶数かを当てるギャンブルです。『丁か?半か?』というあれですね。

予想が当たると、掛けたお金プラス掛けた金額分が入ってきます。予想が外れると掛けたお金は没収というルールです。参加者は、テラ銭と言われる手数料を払うことで、参加することができます。

実はこの手数料を取られている時点で、もう勝率50%ではマイナスとなってしまいますよね。

これをバイナリーオプションに当てはめると、唯一倍率が2倍であったGMOクリック証券の倍率が他社と同じように、1.7〜1.9倍になりました。この2倍に満たない差が実質の手数料となります。

その為、勝率50%で推移すると掛ければ掛けるほど、お金は減って行きます。

もちろん連敗も有り得る

FXで大きく負ける理由としまして、損切りができないからずるずると含み損が膨らむjケースがあります。その点、バイナリーオプションは、予想が外れた時のマイナスと金額が、掛けた金額と限定されている為、リスクコントロールをし易い面もあります。

ですが、いくら勝率50%と言えども、負けた次は勝てるとは限りません。当然、連敗もあり得ます。

負けた分はすぐに取り返そうとするのが人間の性。倍の金額を張ってしまうこともあります。

そのような時と言うのは、得てして相場とは逆の動きをするものです。

そうこうしてる内に、あっと言う間に手持ちが0になってしまう可能性があるのが、バイナリーオプションの怖さです。

さらに、1分後、10分後の相場を当てる等、比較的短い時間設定が多いので、何回もエントリーチャンスが訪れ、掛けれてしまうのです。ですから、意気揚々と入金したものの、たった数分、数十分で資金を溶かす可能性もあります。

バイナリーオプションイメージ図

業者の操作を許容できるか

あるサイトにこのような事が書かれていました。

「バイナリーオプションと丁半博打を比較すると、バイナリーオプションは値動きの傾向から予測が立てられるのに対して、丁半博打は予測不可能で直感に頼らざるを得ない。だから、バイナリーオプションは丁半博打ではない。」

なるほどと思いました。確かにその通りかも知れません。

しかし、1番大切な事を忘れています。丁半博打は、胴元が操作をして「丁」「半」を操作しています。

実は、バイナリーオプションも業者側が価格を操作しているのをご存知でしょうか。

バイナリーオプションは、業者対トレーダーの取引です。つまり、業者が儲かるためにはトレーダーに負けて貰う必要があるのです。手数料を取っていますが、運営やメンテナンスや人件費を考えると、到底それだけではやっていけませんし、勝つ人が多いと業者の資金は枯渇します。

それでどうするかと言うと、締め切りの価格を操作して、より多く儲けが出るようにしているということです。

実際に、バイナリーオプションの締め切り時間のレートとFXのレートが違うと言うのはよくある話です。

そう言った透明性が無いところで、欧米の大手企業は次々にバイナリーオプションの広告や取引を禁止しています。

Appleはバイナリーオプションのアプリを禁止し、フェイスブックはバイナリーオプションの広告を禁止、欧州(EU)の機関である欧州証券市場監督局はバイナリーオプションの取引を全面禁止と決定しました。

【関連記事】

欧州(EU)でFXのハイレバ、取引ボーナス禁止!バイナリーオプションは完全撤退

フェイスブック 仮想通貨・ICO・バイナリーオプションの広告全面禁止を決定

Apple App Storeでのバイナリーオプションアプリを禁止

結局のところバイナリーオプションが丁半博打であるのかどうかはどうでも良い

度々議論されるバイナリーオプション丁半博打か否かというところで、私が思うにどうでも良い議論です。

だったらどうなんだ?と思いませんか?

共通する点もあれば、共通しない点もある。本当の丁半博打ではありませんので当然と言えば当然です。

あくまでバイナリーオプションを例えるとわかりやすいのが丁半博打であるという認識で良いのでは無いかと思います。

それよりも、大切な事はもしバイナリーオプションの取引をしようと思った時に、これまで上げた不透明な部分を許容してトレードする価値があるのか?と言う点です。

  • バイナリーオプションは掛け金が同額の場合、勝率50%では資金は減る
  • 業者対トレーダーの為、業者が勝てる仕組みになっている
  • 締め切り時間のレートが操作されている可能性がある
  • 不透明さから国や企業が広告や取引等の禁止をしている

バイナリーオプションはノイズに勝敗が左右されるが納得できるか?

1分後、10分後の相場を当てるバイナリーオプションは、もしレートが正常であったとしても、その時のちょっとしたノイズによる相場の変動で勝敗が左右されることも指摘されています。

投資として考えるなら、FXの方が確かな手法を身に付ければ、格段に勝率は高いと思います。

それは、締め切り時間に縛られないからです。

一方、バイナリーオプションは、ギャンブルとして趣味の一つとして楽しむものとして、捉えるなら良いのかも知れませんね。

しかし、FXにしろ、バイナリーオプションにしろ、余剰金から資金を捻出するべきということをお忘れなく。

バイナリーオプション関連記事