プロップトレーダーとは?あなたもプロップトレーダーになれる?

プロップトレーダーとは?あなたもプロップトレーダーになれる?

プロップトレーダーとは、プロップファームで働くトレーダーを指して言います。プロップディーラーと言われる事もあります。

プロップトレーダーは、会社の資金を運用してトレードを行います。給料は、成功報酬制が多く、どれだけ利益を出したのかで変動します。

会社の資金を運用するだけあり、当然、成果にはシビアな世界です。

プロップトレーダーとは?

プロップトレーダーとは

プロップトレーダーとは下記を言います。

  • プロップトレーダーとは、プロップファームで働くトレーダーを言う
  • プロップディーラーとも言われる
  • プロップトレーダーの運用資金は所属するプロップファームの会社資金で行う
  • 報酬は成功報酬制が多い(50%ほど)
  • トレードの損失は補填の必要は無い
  • 成果がモノを言う世界で契約はシビアである

投資が盛んな欧米では、プロップファームが多く存在していますが、日本ではまだ馴染みが薄いと言えます。

しかしながら、金融業界では成長段階にある分野です。

運営側は、優秀なトレーダーを雇うことで、自己資金を増やして行ってくれる、トレーダーからすると自己資金を費やすリスクはなく、成果に対して大きな報酬を貰えるチャンスがある…双方にメリットがあります。

プロップファームで活躍すると、任せられる資金量も多くなります。

任せられる資金が多くなると、得られる利益も多くなり、報酬も増えるといった好循環になりますので、優秀なトレーダーの中にはプロップトレーダーを「最終目標」に設定する人もいるのではないでしょうか。

プロップファームについて

プロップトレーダーが在籍するプロップファームとはどういう存在なのか?以下に要点をまとめます。

  • プロップファームとは、Proprietary trading campanyの略
  • プロップファームの運用資金は、ファンドと違い銀行や投資家等の顧客から集めたものではなく自己資金である
  • 運用は顧客の指示はなくトレーダーに一任(プロップファームの運営側からの指示がある場合有り)
  • 所属するトレーダーの損失は補填させない

以上がプロップファームの特徴です。

2種類のプロップトレーダー

プロップトレーダー

プロップトレーダーには、大きく分けて以下の2種類があると言われています。

  • 裁量プロップトレーダー
  • システムプロップトレーダー

それぞれの分野で個々の能力を活かしたトレードを行います。

裁量プロップトレーダー

裁量プロップトレーダーとは、文字通り独自の裁量手法を用いてトレードするトレーダーです。

ファンダメンタルやテクニカル分析、チャート形状等、得意な手法で相場を分析し、戦略を立てトレードします。

仕事がトレードですので、多くの時間市場と向き合います。その為、その時々の時事に強い特徴があり、それらを考慮しながら柔軟に相場に対応し、パフォーマンスを得ます。

自己資金では無いにしても、動かす金額は大きい為、メンタルを如何に平常で保てるかが裁量プロップトレーダーに必要な要素です。

システムプロップトレーダー

システムプロップトレーダーは、過去相場から優位性のあるロジックを研究・開発しプログラミングを組んでシステム化したツールでトレードを行います。

トレードそのものは、システムが行いますので、相場に対してエッジの効いたロジックであれば、淡々と利益を積み上げていきます。

しかしながら、万能なロジックというのは存在しませんので、ロジックと相場環境がマッチしてあるか常に相場を監視する必要があります。

相場に対して優位性のあるロジックで運用する為にも、マーケットの動向に対して戦略を立て、ロジックの変更やブラッシュアップを必要とします。

プロップトレーダーへの道のり

プロップトレーダーへの道のり

プロップファームは、会社の自己資金を運用しますので、募集を掛けても応募してきた人を即採用とはなりません。

そのトレーダーがどれほどの実力を持っているのかわからないので当然です。

優秀なトレーダーは、ヘッドハンティングもあり、より成果報酬の割合が高い好条件で引き抜きも画策されます。

一般的に経験や実績の浅い応募で集まったプロップトレーダーへの一希望者には、まずはデモ口座でのトレードを要求されます。

それをプロップファーム側はトレースし、運用成績を確認します。

そのパフォーマンス結果が、プロップファーム側の要件を満たしていれば、少ない資金からになりますが、プロップトレーダーとして採用され、トレーニングを積み、本トレードに移行します。

教育訓練プログラムもある

晴れてプロップトレーダーになれた後、プロップファームによって違いはありますが、教育訓練プログラムが用意されているところもあります。

先輩プロップトレーダーからのアドバイスや他トレーダーのスキルや情報を交換する場の提供と言ったものです。

トレーダーは本来、孤独なものです。もし負のスパイラルに陥ってしまうと、1人では冷静さも失い、なかなか抜け出せないものです。

そうして損失を出すのはプロップファームにとってもトレーダーにしてもマイナスとなりますので、交流を図ったり、アドバイスをし合う事で、お互いを高め合い、良い方向に導き、高いパフォーマンスを発揮できる環境を用意されています。

プロップトレーダーとファンドトレーダーの違い

プロップトレーダーとファンドトレーダーの違い

プロップトレーダーが所属するプロップファーム、ファンドトレーダーが所属するヘッジファンド。

この両者は似て非なるものですが、違いは以下の点にあります。

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資本の出所

プロップトレーダーとファンドトレーダーの大きな違いは、運用資金の出所です。

プロップトレーダーは、所属するプロップファームの運転資金を運用し、ファンドトレーダーは、所属するファンドが投資家から託された資金を運用します。

失敗を取り返せる可能性がある

プロップファームの運営者は、自身もトレーダーとして現役の人もいますし、トレーダーで成功してプロップファームを立ち上げる人もいます。

つまり、トレーダーとしての経験も豊富であり、当然失敗も経験しているはずですし、投資に失敗は付き物である事も理解しています。

そうした理解があるからこそ、所属するプロップトレーダーの少しのミスには比較的寛容と言われています。

いきなりチャンスを奪われることなく、ミスを挽回するチャンスが与えら、失敗を取り返すことができる可能性があります。

一方で、顧客からの資産を預かり運用するファンドは、成績が全てであり、トレーダーへの対応も厳しいものだと言われています。

のし掛かる重圧

プロップトレーダーの運用資金の出所は、所属しているプロップファームです。

一方、ファンドは顧客である投資家から託された資金を運用しますので、ファンドの信頼性が存続に大きな影響をもたらします。

その信頼性のファクターの1つが運用成績です。

パフォーマンスが悪いと、投資家は資金を引き上げ、より良いファンドに出資します。そのため、ファンドトレーダーは1にも2にも成績を求められています。

プロップトレーダーも当然成績を求められますので、大きなプレッシャーを感じるのは間違いありませんが、先述したように教育訓練の場があったり、アドバイスがあったりと、フォローされる環境があります。

プロップファームでの資金管理

プロップファームでの資金管理

プロップファームでは、資金管理やプロップトレーダーのパフォーマンス管理は厳密に行われています。

トレーダーのトレードや資金状況はモニタリングされていますし、資金の損失許容範囲も厳密なルールが設けられています。

そうした環境の中、トレーダーは己のスキルを存分に発揮し、日々相場と対峙しトレードを行います。

プロップトレーダーになるメリット

プロップファームに所属し、トレーダーとして活躍するのは以下のメリットがあります。

トレーダーとして更に成長できるチャンス

プロップファームには、所属するトレーダー同士のコミュニケーションは自由であるところが多いです。

メッセージやチャット等で繋がりがあり、アドバイスし合ったり、チャンス相場をレポートし合ったり、トレードアイデアの交換や情報を共有します。

また、他プロップトレーダーは仲間であり、ライバルでもある。言わば戦友のような関係が築け、切磋琢磨しお互いを高め合う事ができます。

そうした環境に身を置くことで、スキルの向上に繋がり、トレーダーとして更に成長できるチャンスだと言えます。

監視されてあるのは悪い事では無い

プロップトレーダーは、常にトレード状況をモニタリングされている事をお伝えしました。

モニタリングされながらトレードはやり辛いと思うかもしれませんが、この監視されているお陰で、無謀なトレードに歯止めが掛けられます。

例えば、プロップトレーダーが大きな損失を出したとします。そこで、焦りや不安から大きなロットでのエントリーや冷静で無い状態でのエントリーをしようとすると、監視側から警告等でトレードのストップが掛けられる等の予防処置が取られます。

ルールを逸脱するトレードは、自動的に不可能な状態に設定されています。

ビジネス上のトレードを学べる

プロップトレーダーは、トレードでのパフォーマンスが報酬に繋がる為、それはビジネスの一環です。

個人としてトレードする場合には、なかなかビジネスと捉えられずに、自己資産を増やす方法の1つとしてトレードしますが、プロップファームに所属することで、仮説を立て、検証を行い、トレードの計画性を策定し実行に移します。

なかなかこの作業を、個人トレーダーとして遂行するのは難しいですが、プロップファームに所属することで、これらの作業が当たり前になります。

こうした事を繰り返すことで、ビジネスとしてのトレードである事を自覚できるようになりますし、リスク管理を徹底する必要性を再認識する事ができます。

プロップトレーダー まとめ

プロップトレーダーとは、プロップファームに所属するトレーダーを言う

報酬は運用益の約50%(所属先により異なる)

損失の補填は必要としない

プロップトレーダーのトレードはリスク管理の為にも監視されている

プロップトレーダーになるための教育訓練制度があるプロップファームもある

プロップトレーダー同士高め合い、トレーダーとしての成長も見込める

プロップトレーダーには、裁量手法でトレードする裁量プロップトレーダーと、システムを構築し運用するシステムプロップトレーダーが存在する

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