FXで勝てるようになるまでの期間は?その瞬間は来るの??

FXで勝てるようになるまでの期間はどれくらい掛かるのか…
そもそもそんな瞬間が自分には来るのか…その道のりはどのようなものなのか…
と言った疑問を多くのトレーダーはお持ちのようです。
確かにFXで勝てる様になるまでの期間は、はっきりと目に見えるものではなく、道の無い道を歩む様なものです。
また何より孤独なトレーダーは多いことからも不安に感じる事があります。
そこでこの記事では、勝てるトレーダーになるまでの道のりについて書いていきます。
FXで勝てるようになるまでの道のり
FXで勝てるようになる道のりは、大雑把に書くと下記のようになると私は思っています。
1. FX初心者
2. 少しの経験を積んで分かった気になる(⬅︎1番怖い時期)
3. 知識は身についているが実践に結び付かない
4. 相場やロジックの本質を理解し実践に生かせる
この様な感じたと思います。
2の少しの経験を積んで分かった気になる時が1番怖い時期で、ロットを上げたり、自信過剰になって無謀なトレードをして資金を一気に溶かしてしまいやすいです。
1のFX初心者から4の相場やロジックの本質を理解しめ実践に生かせるまでの期間は、3年?5年?はたまた10年?これは人によって様々でしょう。
相場と向き合うことの出来る時間や、度合い、要領や取り組む姿勢等々は人それぞれですので、一概に何年で辿り着けるとは言い切れません。
初年度から利益が出る人もいるでしょうし、10年経っても利益が出ない人もいます。
ここで、私が伝えたい事は、ジャンプアップは不可能であるという事です。
必ず、1を経て2に、2を経て3に、3を経て4になります。これらは、「あ、2の段階に移ったな」という実感として感じるものではなく、自然とステップアップしているものです。
その間の期間は、人それぞれ。しかし、決して相場は簡単では無いよ。という事です。
では、目標であるFXで稼ぐという最終段階に至るまで、何を学び実行する必要があるのか。必ず抑えなければならないポイントがいくつかありますので、そちらをご紹介します。
FXで勝てるようになるまでの間に抑えなければならない3つのポイント
資金を溶かして相場から退場しない
資金を溶かして退場すれば、次のステップには辿り着くことができません。
ですから、これが絶対条件になると思います。
自分は大丈夫だ!と思った人は特に要注意です。慢心している可能性があります。そう言った慢心になりやすいのが、特に2の少しの経験を積んで分かった気になる段階でもあります。
多くの人は、最終段階に到達してしまう前に、資金を溶かして相場から撤退という選択肢しか無くなる状況になります。
当然、投資ですので負けることもありますが、そこで熱くならずに成長の為に必要経費と割り切ることが大切です。
そして資金量に応じたロット数で行うこと。ロット数が多ければ、数少ない負けでも退場に追い込まれますが、少ないロット数であれば、長く続けることができます。
例えば、1ロットで100pipsの負け1回というのは、0.1ロットであれば10回負けるのと同じです。
たった1回の負けで得られる知識で経験値、培われる相場感は知れていますが、10回負ける間に得られる経験値は、非常に大きなものになります。
その積み重ねによって得られる知識や経験値というのは、FXをする上でのあなたの財産となります。
早く資金を増やしたい気持ちは十分に理解できますが、特にまだ経験を積んでいる状態で、安定して勝てない時ほど少ない少ロットで長く相場の世界に居続ける事を目的に取り組んで貰いたいです。
トレードノートを付ける
当サイトでは、トレードノートを付ける重要性について、何度か記事にしていますが、成長過程でトレードノートは必ず取るべきです。
FXは経験を積む事は大切なことですが、単に経験を積めば良いということではなく、その経験を生かして、復習して改善することが重要となります。
復習するためには、トレードノートが必須となります。トレードポイントやエントリーの根拠、その結果等々を記せば、確実で正確な記録として残す事ができます。
詳しくは、トレードをノートに記録する重要性とは何か?に書いていますので、合わせてご覧ください。
自分のトレードを客観的に評価できるようになる
人間ですから、どうしても感情が入ってしまいます。その感情が冷静なトレードを出来なくします。
例えば…
- 大きな指標発表前
- トレンドに乗り遅れた時
- 負けが混んで熱くなっている時
- 資金の割に大きなロットでのトレード
- 根拠がないトレード
- ポチポチ病
これらをもしあなたでは無い第三者がしていた、もしくはしようとしている場合、そのトレードはやめた方が良いよ…と思いますよね。
しかし、自分自身が当事者となった時、不思議と止められないのです。
心のコントロール。これが客観的に自分のトレードを評価できるか?という事です。
感情をニュートラルな状態にし、客観的にトレードを評価するコツは、あなたがしようとしているトレードを、もし第三者がしていると置き換えた場合、あなたはどう思うかという事を考えれば良いのです。
例えば、負けた時の立て続けのエントリーをあなたがしようとしている。それを第三者がしようとしているなら、あなたはやめた方が良いよ。と思いますよね。
辞めておいた方が良いのになと思うなら、あなたがしようとしているそのトレードは見送った方が良いでしょう。
資金を溶かして相場から退場しない
トレードノートを付ける
自分のトレードを客観的に評価できるようになる
以上の3点がFXで勝てる様になるまでの期間取り組むべき事です。
もちろん、これらは実際に勝てるようになってからも続けるべきであり、続けなければならない事でもあります。
「相場は生き物」と言われるほど、難しいものです。時には挫折や悩むこともあると思いますが、それは誰しもが経験することです。
しかしそこで諦めず、勝てるトレーダーになった自身の姿を想像し、楽しみにすることでモチベーションの維持に繋がると思います。
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