チャートマスターアカデミー 【検証・評価】

チャートマスターアカデミー 【検証・評価】

この記事では【チャートマスターアカデミー】の検証と評価を行います。

チャートマスターアカデミーは、『生涯稼ぎ続ける”能力”を得ることで自由な人生を手に入れることを目的とした 真の自由を手に入れる最強のトレーダー育成機関CMA(Chart Master Academy)』というキャッチフレーズで、株式会社SFTから販売されているFX商材とセミナーが一体になったものとなります。

当サイトの評価としまして、チャートマスターアカデミーは要注意商材であると判断しています。

チャートマスターアカデミー 商品情報

チャートマスターアカデミー
商品名:チャートマスターアカデミー
販売者:株式会社SFT
発売日:2015/06/05
公式サイトはこちら

チャートマスターアカデミー 商品概要

トレード回数:一週間1〜3回程度

毎月資金が1.8倍

リスクは原資の5%以下

リスク:リワード=1:10

ロジック:プライスアクションフォーメーション、フィボナッチトレード

推奨トレードスタイル:スイングトレード

勝率:約70%

以上のような内容となります。

プライスアクションフォーメーションについて

プライスアクションフォーメーションとは、1本〜複数のローソク足で形成されるチャートパターンを読み解くことで、投資家の心理や値動きの背景を分析する手法です。

プライス(値) + アクション(動き)

と言う名の通り、値動きに注目してトレードを行います。

チャートマスターアカデミーのプライスアクションフォーメーションでは、

「Pin Bar(ピンバー)」

「Engulfing Bar(エンゴルフィングバー)」

の2種類のキャンドルパターンを軸とした手法を学ぶことができます。

Pin Bar(ピンバー)は、プライスアクションに欠かせない人気のインジケーターです。

例えば、上ヒゲが短く下ヒゲが長い、そして実態が小さいモノは上昇を示唆します。逆に下ヒゲが短く上ヒゲが長い、そして実態が小さいモノは下降を示唆します。

pin bar
Pin Barの例

Pin Bar一つで完全に相場の動きを読み解く事は不可能ですが、相場の高値・安値にある時には反転を示唆する目安として利用される事が多いです。

Engulfing Bar(エンゴルフィングバー)、「含み線」とも言われており、2本のローソク足からなるプライスアクションパターンです。

ローソク足が一つ前のローソク足を含む形を言いますが、一つ前だけでなく、より多くのローソク足を含む事でより強力なパターンとして扱われています。

エングルフィンバー
エングルフィンバー 例

チャートマスターアカデミーでは投資の原理原則を学ぶ!?

チャートマスターアカデミーの販売ページの中では、『FXで負けることが異常事態』だと言います。

それは、投資における原理原則を理解していないからだと…

では、チャートマスターアカデミーが言う投資の原理原則とは何か?それが以下の6つとなります。

  1. マインド
  2. 流行(トレンド)
  3. ボラティリティ(変動幅)
  4. ロスカット(損切り)
  5. ポジションサイジング(取引量)
  6. システム(組み合わせ)

確かに、FXに限らず投資においてこれらをコントロールすることは非常に重要かつ必要なことです。

多くのFX商材において、これらのことを説きながら、マニュアルやメールで一方的に伝えて終わりというものが多い中、チャートマスターアカデミーでは月二回のリアルな勉強会を開催し、対面式で説明を受けることができるのは、参加者にとって非常に貴重なモノになると思います。

これらが徹底できないトレーダーは、市場で勝ち続けることができないと言っても決して過言では無いと言えるからです。

チャートマスターアカデミー コンテンツ内容

次にチャートマスターアカデミーのコンテンツ内容をご紹介します。マニュアルや動画で学ぶ学科と勉強会がパッケージとなっています。

「PDFマニュアル」+「動画」で学ぶ

「PDFマニュアル」と「動画」で学ぶことがメインとなります。

1ヶ月目『トレードで勝つための思考と行動論』

  • マインド
  • 検証の仕方 システムの説明
  • トレンド
  • ロスカット・ポジションサイジング

2ヶ月目『シンプルにテクニカルを極める』

  • サポートレジスタンス
  • ボラティリティ
  • プライスアクションフォーメーション
  • チャートパターン

3ヶ月目『システム(鉄板パターン)を増やす』

  • TRB
  • ダイバージェンス
  • フィボナッチトレード
  • フィボナッチトレードパターン

4ヶ月目『マスターするための総仕上げ』

フィボナッチトレードダイバージェンス

ダイバージェンス時にFIBを引く

まとめ(トレードの考え方)

まとめ(トレードの手法)

毎月2回の勉強会

第2、第3の土曜日若しくは日曜日に東京と大阪で各1回ずつ勉強会が実施されます。

参加できない人用に、勉強会を撮影した動画も配布されます。

毎週2回のWEBセミナー

月曜と木曜の22時〜約1時間のリアルタイムWEBセミナーが開催されます。

エントリーチャンスがあれば、チャートマスターアカデミーの主催者である根崎氏のリアルトレードも見られるようです。

このWEBセミナーの模様も録画したものが配信されます。

その他

  • 相場分析レポート&動画(平日毎日)
  • 相場観レポート(毎週末)
  • 無制限メールサポート
  • サポートフォーラム
  • 会員専用グループチャット

以上となります。コンテンツは非常に充実していると言えます。

チャートマスターアカデミーの期待値は不透明

チャートマスターアカデミーは、多くのコンテンツに加え、FXは投資の原理原則さえ理解すれば負けないと言い、週に1〜3回のトレードで毎月資金が1.8倍になる、リスク:リワードは1:10、勝率は7割であると販売ページに書かれています。

これは非常に非現実的な数字であり、またそれを示す証拠が何一つ提示されていません。

例えば、50万円から始めたとして、翌月には90万円になり、その翌月には162万円になり、291万円になり…一年で5億円を超えます。1000倍以上です。明らかに非現実的な数値であり、誇大広告であると言わざるを得ません。

話を戻して、勝率が7割に対してリスクリワードが1:10というのも疑ってかかるべきものです。

先程もお伝えしましたが、投資において利益を出すにはそれ相応のリスクが伴います。その中でこの勝率、リスクリワードというのは信じられるものではありません。

非常に魅力を感じる内容ではありますが、その優位性を示す根拠やトレード成績等の証拠が一切提示されていないのと同様に私達からするとフリスタFXを信じる根拠がありません。

引用:フリスタFX (フリースタイルFX)【検証・評価】

勝率7割と言うのは、例えば損切りを深くして利確を浅く設定すれば到達できる数字です。

関連記事:FXの勝率を9割にするのは簡単?勝率よりも利益重視!

しかしながら、リスク:リワードが1:10というのは、損切り1に対して利確が10です。例えば、損切り10pipsなら利確は100pips。クロス円なら1円の値動きです。

これを維持しながら勝率7割というのは冷静に考えてかなり無理のある数字だと思います。

このリスク:リワード比率であるなら、勝率5割でも十分な数字ですし、それすらなかなか難しいところだと思います。

株式会社チャートマスターと株式会社SFTは気をつけた方が良い

チャートマスターアカデミーの主催者である根崎氏が社長の株式会社チャートマスターは、平成26年6月に関東財務局から業務停止命令を受けています。

株式会社チャートマスターに対する行政処分について

1.株式会社チャートマスター(以下「当社」という。)に対する検査の結果、以下の法令違反行為が認められたことから、証券取引等監視委員会より行政処分を求める勧告が行われました。(平成26年5月30日付)

(1)無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っている状況

当社は、顧客91名に対し、金融商品取引業の登録を受けていない特定の外国証券業者2社の証券口座で外国為替証拠金取引(以下「FX取引」という。)を行うための当社開発の自動売買ソフト(以下「当社ソフト」という。)を販売し、当社ソフトを購入した顧客に対し、口座開設手続きをサポートしていた。

一方で、当社は、当社代表取締役が唯一の株主でありCEOを務める海外法人であるTwins International Ltd.(以下「Twins社」という。)を設立し、当社顧客が当社ソフトを利用して行ったFX取引の取引量に応じた報酬を受領する契約をTwins社と当該外国証券業者との間で締結していた。

この結果、当社が紹介した顧客は、当該外国証券業者との間で当社ソフトを利用して、継続的にFX取引を行うに至っており、当社は、平成23年1月13日から検査基準日(同25年7月9日)までの間、当該外国証券業者から、当該取引の取引量に応じた報酬をTwins社経由で受領していた。

当社が行った上記の行為は、外国証券業者と国内顧客間におけるFX取引を媒介する行為と認められるため、金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業(同法第2条第8項第4号に掲げる「店頭デリバティブ取引の媒介」を業として行うこと)に該当するものであり、当社が同法第31条第4項に基づく変更登録を受けることなく第一種金融商品取引業を行うことは、同法第29条に違反するものと認められる。

(2)無登録業者に名義貸しを行っている状況

当社は、金融商品取引業の登録を受けていない株式会社EAアーキテクツ(代表取締役:中戸 大修(なかと ひろのぶ))に当社の名義を使用させて、平成24年3月20日から検査基準日までの間に、338名の顧客と投資顧問契約を締結させ、日経225オプション取引の投資助言行為を行わせていた。

当社が行った上記の行為は、自己の名義をもって、他人に金融商品取引業を行わせたものであり、金融商品取引法第36条の3に違反するものと認められる。

2.以上のことから、本日、当社に対し、下記(1)については金融商品取引法第52条第1項の規定に基づき、下記(2)については同法第51条の規定に基づき、以下の行政処分を行いました。

(1)業務停止命令
金融商品取引業の全ての業務を平成26年6月6日から平成26年12月5日まで停止すること(ただし、顧客との投資顧問契約の解約業務を除く。)。

(2)業務改善命令

1) 当該法令違反による顧客に対し、適切な顧客対応を行う等、投資者保護のために万全の方策をとること。

2) 責任の所在の明確化を図ること。

3) 当該法令違反状況を直ちに是正するとともに、適切な再発防止策を講じること。

4) 金融商品取引業務(投資助言業務)を適切に行うための経営管理態勢、業務運営態勢及び法令等遵守態勢を整備すること。

5) 上記1)から4)について、具体的な改善策を1ヶ月以内に書面で報告すること。

出典:関東財務局

行政指導は、『指導』→『勧告』→『命令』の順で重くなりますが、株式会社チャートマスターが受けたのは、『命令』と1番重い行政指導です。

あなたはこの様な会社が手掛ける商品を信じられますか?

またチャートマスターアカデミーの販売会社である株式会社SFTは、これ以外にも多くのコンテンツを販売していますが、その評判は散々たるものです。

つまり、財務局から1番重い行政指導を受けた会社(株式会社チャートマスター)と、評判の悪いコンテンツを手掛ける会社(株式会社SFT)の商品を298,000円と言う高額を払って買えますか?

ましてや販売ページには、信用出来るほどの根拠や証拠は何一つ提示されていません。

PAチャートの利用料が月に25,000円

最後にもう一つ。このチャートマスターアカデミーのロジックを実行するには、PAチャートを利用する必要があります。

PAチャートは、株式会社チャートマスターが日本での独占販売権を持つ、お馴染みのMeta Trader4(MT4)のようなプラットフォームです。

販売ページの中では触れられていませんが、この利用料が月に25,000円掛かります。勝とうが負けようが毎月25,000円です。

販売ページの中でこう言った事にも触れないあたりを考えても、当サイトでは要注意な商材だと判断します。

チャートマスターアカデミー
商品名:チャートマスターアカデミー
販売者:株式会社SFT
発売日:2015/06/05
公式サイトはこちら

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