あゆみ式 A Teachert FX AcademyとドラゴンストラテジーFXを比較
- 2016.07.03
- 2020.01.10
- FX商材【 検証・評価 】
- Indicator tool, あゆみ式 A Teachert FX Academy, トレンドフォロー, ドラゴンストラテジーFX, 一目均衡表, 移動平均線, 順張り

今回の記事では、今話題のあゆみ式 A Teachert FX AcademyとロングセラーであるドラゴンストラテジーFXを比較したいと思います。
両者ともロジックはトレンドフォローであり、押し目・戻りを狙う堅実な手法となっています。
基本的な部分からロジックに関する深い部分にまで渡って比較したいと思います。
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あゆみ式 A Teachert FX AcademyとドラゴンストラテジーFXの基本部分を比較
トレード推奨時間
まずはトレードの推奨時間を比較します。
ドラゴンストラテジーFXはトレードの推奨時間という決まりは特に設けられていません。シグナルの発生を確認してエントリーとなります。
一方のあゆみ式 A Teachert FX Academyのトレード推奨時間は、東京市場からニューヨーク市場となっています。
日本時間8:00〜翌朝6:00までとなっていますので、ほぼ1日中トレードが可能です。
推奨通貨ペア
あゆみ式 A Teachert FX Academyの推奨通貨ペアは、ユーロドル、オージードル、ポンド円の3ペア、ドラゴンストラテジーFXは、ユーロドル、ポンドドル、ドル円、ユーロ円、ポンド円の5ペアとなっています。
共通している通貨ペアは、ユーロドル、ポンド円となっています。
あゆみ式 A Teachert FX Academyは一目均衡表を、ドラゴンストラテジーFXは移動平均線をベースにした手法である
冒頭でもお伝えしましたが、どちらの商材もトレンドフォローの順張りであり、押し目・戻りを狙ってトレンド方向にエントリーを仕掛けます。
トレンド方向へのエントリーとなる為、一気に大きな含み益を乗せる可能性もあります。
あゆみ式 A Teachert FX Academyのエントリーのベースとなるものは一目均衡表の雲、ドラゴンストラテジーFXのエントリーのベースとなるのは移動平均線です。
このことからも、同じトレンドフォローの押し目・戻りを狙う手法でありながら、参考にする指標が異なる為、どちらが良い悪いということはありませんが、エントリーポイントは当然違ってきます。
あゆみ式 A Teachert FX Academyのエントリーは、オリジナルインジケーターを利用して1時間足でトレンドの方向性を見極め、5分足でエントリーポイントを探り、条件を満たせばエントリーとなります。
エントリーの判断はトレーダー自身に委ねられていますが、ルールが明確であり、オリジナルインジケーターにより、視覚的に判断しやすいように作り込まれています。
ドラゴンストラテジーFXは、オリジナルインジケーターのチャート左に表示されるトレンド方向を示す大矢印とチャートに表示される小矢印の方向が合致すればエントリーとなります。
こちらも、エントリーはトレーダー自身が行わなくてはなりませんが、あゆみ式FX同様、オリジナルインジケーターは視覚的に判断しやすいように作り込まれています。
トレード回数を比較すると、あゆみ式FXはエントリー条件が設けられています。その条件がフィルターの役割を果たしており、レンジ相場ではその条件を満たさずエントリーは見送りとなります。
条件を満たす時は、はっきりとトレンドが発生している時にほぼ限定されますので、エントリー回数はドラストFXと比較すると少ないです。
ドラゴンストラテジーFXのシグナルは結構頻繁しますので、あゆみ式と比較するとエントリー回数は多いです。
しかし、エントリーシグナルはレンジ相場であっても出されますので、トレーダー自身で何らかのフィルターを掛け、エントリーの取捨選択を行わないと、騙しにかかりやすいと思います。
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利益確定について
あゆみ式 A Teachert FX Academyの利益確定のルールは、
- 直近の高値又は安値
- サブラインで判断
- トレードノートの応用
と設定されています。

一方、ドラゴンストラテジーFXは2通りあり、トレンドの勢いがある場合と勢いが弱い場合でポイントが異なります。
まずトレンドの勢いが強い場合は、ドラゴンバンドの外に、飛び出した平均足が再びバンドの中央に戻ってきた時に、勢いが弱い時は、ドラゴンバンドに平均足がタッチした時となります。

どちらの利益確定も、エントリーのルールほど今ひとつはっきりしない点は否めませんが、これはトレンドに乗って含み益を膨らませる為に、ある程度は致し方ないかと思っています。
ある程度のルールがそれぞれ設けられてはいますが、このあたりは言葉や文章で言い現わしきれない相場観や経験が必要となります。
逆に言えば、トレードを積みスキルを磨くことで、的確な利益確定のポイントを見つけ出し、より利益を上げることができると言えます。
損切りについて
どちらも損切りのルールはエントリールール同様、明確に決められています。
まずあゆみ式 A Teachert FX Academyの損切りルールですが、
- 青のラインと赤のラインをローソク足が抜けた場合
- 直近の高値又は安値を更新した場合
- 最大でも20pips
となっています。
損切りは、エントリーと同時に発注します。最大でも20pipsとなっていますので、1度のトレードで大きな損失を被ることはありません。
ドラゴンストラテジーFXの損切りは、エントリーしたポイントの直近高値や直近安値が損切りポイントになります。
相場の状況次第で、何pipsかは変わって来ますので、比較的小さめではありますが、その時々で増減します。
結論としては一長一短である
あゆみ式 A Teachert FX AcademyとドラゴンストラテジーFXを比較しましたが、総合的にみて一長一短です。
例えば、ある日のトレードでは、ドラゴンストラテジーFXが先にエントリーシグナルが発生し、遅れてあゆみ式FXのエントリー条件を満たしました。
どちらもロングでのエントリーです。
しかし、ドラゴンストラテジーFXの利確ポイントであるドラゴンバンドのタッチを確認した利益確定すると約25pipsの獲得に対して、あゆみ式FXの利益確定はまだ伸びて約60pips獲得できたトレードがありました。
更に、負けトレードでも比較すると、ドラゴンストラテジーFXの損切りが約20pipsであったトレードでもあゆみ式FXは約13pipsで収まりました。
その後もエントリーとは逆方向に相場が進みましたので、両者とも浅い傷で済んだことは評価できる点です。
またある日は、ドラゴンストラテジーFXがロングでエントリーした時、あゆみ式FXはエントリー条件が揃わずノーエントリー。ドラゴンストラテジーFXの利益確定で約50pips獲得したトレードもありました。
このように、トレードの指標となるテクニカルが違う為、お互い相関関係はなく、似たようなトレードをする場合もあれば、全く違うトレードをする場合もあります。
あゆみ式 A Teachert FX Academyはオリジナルインジケーターに加えて、トレードノートを書く重要性や、その分析の仕方、トレードへの活かし方も説き、トレードスキルの向上も目指している商材です。
片やドラゴンストラテジーFXは、これまでの幾度となる相場の荒波も超えてきた実績があり、信頼のおける商材です。
どちらがおすすめかということは、正直判断できず、どちらも私の見解としては優良商材です。
エントリーシグナルそのものは、ドラゴンストラテジーFXの方が頻繁に出ますので、たくさんトレードしたい方には良いのかも知れませんが、やはりレンジ相場の騙し回避が肝になります。
あゆみ式 A Teachert FX Academyはフィルターを掛けてトレードポイントを絞っていますので、エントリー回数は比較的少な目です。
どちらかでお悩みの場合は、それぞれの商材を理解した上で、ご購入の判断をしていただきたいと思います。
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あゆみ式 A Teachert FX Academy【検証・評価】
商材名:あゆみ式 A Teachert FX Academy
販売者:合同会社LLCS
著者:奥山あゆみ
販売日:2016/06/15
あゆみ式 A Teachert FX Academy 公式サイト(当サイトオリジナル特典付き)はこちら ※販売終了
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