FXトレンドグライダー【検証・評価】
- 2015.10.07
- 2019.12.09
- FX商材【 検証・評価 】
- FXトレンドグライダー, シグナルツール, トレンドフォロー, トレンドライン, ブレイクアウト, ライントレード, リベルタス合同会社, 要注意, 順張り

FXトレンドグライダーは、FXのシグナルツールです。
チャート上に表示される「気流」で相場の方向性を確認し、気流と同じ方向への矢印が表示されると「雲」の位置を確認してエントリー判断を行い、気流と反対方向の矢印表示で決済と機械的なトレードが可能です。
この手のシグナルツールはどうしても販売以降優秀な成績を収めるドラゴンストラテジーFXとの比較になると思いますが、FXトレンドグライダーはドラゴンストラテジーFXの弱点と言える部分を補う仕掛けも施されていますが、一方でドラゴンストラテジーFXよりも不便な点もありますので、そのあたりも検証して行きます。
FXトレンドグライダー 商品情報
商材名:FXトレンドグライダー
販売者:リベルタス合同会社
返金保証:無し
販売価格:29,800円
販売ページ:販売ページはこちら ※販売終了
FXトレンドグライダーのチャートはごちゃごちゃしているように見えるが、意味を理解すると見やすい
下記はFXトレンドグライダーをチャートにセットした画像です。
①は、気流と言われ現在のトレンド方向を表しています。
②は、雲と言われサポートライン、レジスタンスラインとなります。
③の矢印は、エントリーシグナル。
④は、風と言われてトレンドラインです。
上記画像から囲みや数字を消したチャートそのものが下記。
一見ごちゃごちゃしていて派手に見えるFXトレンドグライダーのチャート画面ですが、それぞれの役割や意味を理解して見ると分かりやすいです。
エントリーから決済までのトレードの一連は視覚的にもわかりやすく明確である
FXトレンドグライダーのエントリーから決済までの具体的な流れをご説明します。
- 気流で相場の方向性を確認(上向きなら上昇トレンドと判断し買い方向にエントリーを準備、下向きな、下降トレンドと判断し売り方向にエントリーを準備)
- 気流(トレンド方向)と同じ向きのエントリーシグナルの発生を待つ
- トレンド方向と同じ向きのエントリーシグナルを確認したら、雲(サポートライン、レジスタンスラインの役割)の位置を確認
- サポレジラインとなる雲が近くになければ、エントリー。雲が近くにあれば、ブレイクやロールリバーサル※を待ってエントリー
- 反対方向のシグナル表示で決済
※ロールリバーサルとは、サポートライン、レジスタンスラインの役割転換の事を言う。
サポート役だったラインが、レジスタンス役として機能する ⇒ サポレジ転換
レジスタンス役だったラインが、サポート役として機能する ⇒ レジサポ転換
共に、サポートラインレジスタンスラインが強力であったラインほど役割転換しやすいです
トレンドグライダーFXとドラゴンストラテジーFXを比較してみて
このエントリーの際に、ドラゴンストラテジーFXと比較して不便な点が一つあります。
それは、ドラゴンストラテジーFXはトレンド方向を示す大矢印がチャート上にも表示さらますが、FXトレンドグライダーは、チャート左上に気流と言われるシグナルでトレンド方向を示しますが、それでは現相場のトレンド方向しかわからないということです。
【ドラゴンストラテジーFXのチャート】
【FXトレンドグライダーのチャート】
ドラゴンストラテジーFXとFXトレンドグライダー共に、トレンド方向を示すシグナルとエントリーシグナルの方向性の合致でエントリーをするというのは変わらないのですが、ドラゴンストラテジーFXは赤丸で囲った矢印が現状のトレンド方向を表し、それがチャート上にも表示されます。
つまり、過去のトレンドの転換点を追い掛けることができるのです。(その他の小さい矢印は、エントリーシグナル)
一方でFXトレンドグライダーは、チャート左上に表示される気流が今のトレンド方向を表していますが、チャート上には残らない為に、どこでトレンドが転換したのかがわかりません。
これは、過去相場の検証において致命的とも言えますので、汎用性を持たせる為にも是非とも修正いただきたいですね。
【関連記事】 ドラゴンストラテジーFX【検証・評価】
次に、ドラゴンストラテジーFXよりも優れていると思える点ですが、それはFXトレンドグライダーの「雲」の存在です。
ドラゴンストラテジーFXはレンジ相場の回避が鍵でも書いていますが、私はドラゴンストラテジーFXはトレンドフォローのロジックですので、レンジ相場に弱いと思っていますし、実際にレンジ相場でも矢印を連発します。
そんなこともあり、上記の記事を書くことでご覧になられた方にレンジ相場の回避法を提案しています。
このように方向感のない典型的なレンジ相場でもシグナルが出るため、どうやって無駄なエントリーを回避するかがポイントとなります。
しかし、FXトレンドグライダーには、サポレジラインの役割を果たす「雲」があります。
レンジ相場の時には、しっかりと上下に「雲」が発生し、レンジ相場であるという事を視覚的に確認する事ができ、フィルターの役割を果たします。
エントリールールにも雲の位置によって待機することも明記されていますので、無駄なエントリーを防ぐことができます。
ロジックは順張りのトレンドフォロー
FXトレンドグライダーのロジックはトレンドフォローです。
相場の大きな方向性を意識することで、それに基づきエントリー、トレンドの終わりの感知でイグジットというオーソドックスな手法と言えます。
サポートラインとレジスタンスラインの役割を果たす「雲」と、トレンドラインの役割を果たす「風」がフィルターとなります。
手法そのものに特別さはなく、奇をてらった方法でもありませんが、トレンドフォローの基本を押さえたロジックとなっています。
トレンドフォローのロジックな為、どうしても勝率がズバ抜けて高い訳ではありませんが、そこはフィルターによってトレードを絞ることや損小利大トレードによってトータルで勝ちにもっていきます。
FXトレンドグライダーのマニュアル内容のご紹介
マニュアルは購入者専用サイトで確認する方法となっています。
▶︎初めに
開発者である、プログラマーKさんの挨拶と、「 FXトレンドグライダーの使い方 」 と題して6つの手順について説明されています。
▶︎推奨の証券会社
FXトレンドグライダー 推奨の証券会社として、『 XM.com 』 を提案されています。
▶︎FXトレンドグライダー について
1.FXトレンドグライダー チャートの特徴について (PDF14ページ)
2.FXトレンドグライダー のインジケータ及びテンプレート
チャートの見た目、6つの機能について、画像付きで丁寧に説明されていますので、エントリーチャンスやタイミング、アラーム表示等々のトレードの流れへの理解が深まると思います。
▶︎FXトレンドグライダー ・ チャートのセット方法
1.デモ口座とMT4の用意について (PDF11ページ)
2.FXトレンドグライダー のチャートセッティング (PDF37ページ)
初心者向けに丁寧にセッティング方法が解説されています。
基本通りのセッティング方法ですので、慣れてる人ならすぐに完了できます。
3.グライダーと背景を変更する方法について (PDF4ページ)
▶︎FXトレンドグライダー のトレード方法
1.トレード方法について(基本編) (PDF18ページ)
【エントリー編】
ポイント1.エントリーは気流と同じ方向にのみ行う。
ポイント2.エントリーは、気流と同じ方向のエントリーシグナルが出たタイミング。
《※ 同方向に連続サインが出た場合がありますが、既にポジションを持っている場合はシグナルを見送り、トレードのタイミングによってまだポジションを持っていない場合は、新規でエントリー。》
ポイント3.エントリーシグナルが表示されても雲が直近にある場合はエントリーを待ち、抜けを確認してからエントリー。(ブレイクアウト)
エントリー方法は、明確で視覚的に確認できますので、迷うことなくルールに従うことができます。
【決済編】
基本的な決済のタイミングは、エントリー方向と逆方向のシグナルが表示されたタイミングとなります。
応用で基本的な決済タイミング以外で決済してもよい場面として、雲に触れた時、トレンド方向を示す気流の向きがエントリー方向と逆になった時、トレンドラインを示す風が逆向きになった時、エントリーと逆の風向きになった時を提示されています。
【 損切りについて 】
直近の高値と安値を目安とし、買いの場合は直近安値の少し下、売りの場合は直近高値の少し上に設定します。
ポラリティのある時間帯とそうでない時間帯である程度変わると思いますが、少し上、少し下がどれくらいなのか曖昧な表現となっていますので、もう少し具体的な数字が欲しいところです。
【推奨の時間足 ・ 複数通貨ペアについて 】
15分足、1時間足、 日足、とそれぞれ推奨されています。
短期取引なら15分足、中期なら1時間足、長期なら日足とあなたのトレードスタイルに合わせて選んでいただければと思います。
2.鉄板ポイントについて (PDF4ページ)
販売ページにも書かれている「 開空飛翔 」 と 「 暗雲突破 」 の2つの鉄板ポイントについての説明です。
3.トレンドの継続と損切りのルールについて (PDF12ページ)
ダウ理論について説明し、それを基に「 トレンド継続 」 や 「 損切り 」 のルールを確認します。
FXトレンドグライダー ではその視認性を高めた作りがさてれいて、理解が深まる事で、損切りを恐れがちの初心者の方が納得して損切りし、リスクを拡大させない効果もあると感じます。
FXトレンドグライダー 評価
インジケーターは、視認性を重視し、ぱっと見てわかりやすいように工夫されています。
シグナルツールの代表格であるドラゴンストラテジーFXと比較しても、同じトレンドフォローのロジックですので、レンジ相場に弱いという特徴があり、どうやって回避することで無駄なエントリーを防ぐかが課題となります。
その点については、FXトレンドグライダーは、サポレジラインを表す雲の存在によって、視覚的にレンジ相場を判断でき、またエントリーのルールとしても、雲が近くにあればエントリーを待ち、突き抜けた事を確認してからエントリーとライントレードの基本を押さえたものとなっています。
FXトレンドグライダーは、サポレジライン(雲)や、トレンドライン(風)を利用することから、ライントレードがベースにあると思います。
ライントレードは、トレード方法として確立されている一つの手法で、FOREX FACTORYという海外フォーラムでも盛り上がりを見せています。
http://www.forexfactory.com/search.php?searchid=17287516
そのライントレードのポイントを視覚的に捉えられるように工夫がされています。
FXトレンドグライダーを目視検証して感じたことは、ラインブレイクに成功した時は、爆発力があります。しかし、課題として逆向きのシグナルが出ないと、レートが戻されてせっかくの含み益が削られてしまうことがあることです。
それでも損切り幅に対して、利大ではあるのですが…
そこは、雲に触れた時、トレンド方向を示す気流の向きがエントリー方向と逆になった時、トレンドラインを示す風が逆向きになった時等の決済の応用編以外にも、チャート上にいくつもの決済判断の材料となるものがありますので、裁量も織り混ぜるとより安定した決済が可能となります。
当サイトオリジナル特典のご紹介
当サイトでご紹介しています商材を記事内のリンクを通じてご購入いただきますと、オリジナルインジケータ3種、無料FXオンラインセミナー特別招待券と4つの特典を全て無料にてご提供させていただきます。
メタトレーダー専用のオリジナルインジケーターは、現在は専業トレーダーでありながら、25年間ソフトエンジアとして培われた優れた情報処理能力、分析力を基に開発されたもので、1つ1つの完成度は非常に高く、優位性のあるトレードを行うことができ、欠かせない存在になることは間違いありません。
この度、これらをそれぞれのご提供者にお願いし、当サイトのオリジナル特典とさせていただくことをご了承いただきました。
他サイトでは手に入らず、希少性のあるもだと思っていますし、実際に販売されている商材本体に劣らない高性能で、実際のトレードに役立つものであることをご理解いただけると思います。
特典の受け取り方法
当サイト内のリンクより、各商材の販売ページの購入画面にお進みいただきますと、オリジナル特典が付いているかご確認いただくことができます。 下記表示がされていることをご確認の上、お申込み下さい。
特典のダウンロード
ご購入後は、INFOTOP購入者ページより商材本体をダウンロードしていただきますが、ページ下部にお進みいただくと当サイト特典をダウンロードする案内がありますので、そちらよりご購入後14日以内にダウンロードして下さい。
-
前の記事
FXの口座開設で重視することは?一位は意外にも… 2015.10.03
-
次の記事
フラッシュゾーンFXを買って良かったと思える5つのポイント 2015.10.13