無登録で投資助言業を5年間 総額37億円の顧問料

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証券取引等監視委員会はJG-company、Master、S&Fの3社と、3社の役員である大城英史JG-company代表、金成国Master代表、大島豊S&F代表に対して、東京地方裁判所に投資助言の禁止・停止を命じるように申し立てました。

無登録の投資助言業者が受け取った過去最大の顧問料

JG-company、Master、S&Fの3社が約3700人の個人から受け取った投資顧問料は約37億5000万円で、無登録の投資助言業者が受け取った顧問料としては過去最大となるようです。

これら3社は一体となり、「日経サポートセンター」「四季報トレンド」「日経タイムズ」「日経マーケティング」等、あたかも 『会社四季報』や『日本経済新聞』と関連がありそうな名前のサイトを次々に立ち上げ、顧客を集めていたようです。

2013年5月に初めて立ち上げたサイト「カブドラ」を皮切りに、次々とサイトを立ち上げ、その数31。その中に、「日経サポートセンター」「四季報トレンド」「日経タイムズ」「日経マーケティング」が含まれています。

これらサイトの多くは関東財務局から「無登録営業」で指摘を受けると直ちに閉鎖することでそれ以上の追求を逃れていました。

しかし、「株式市場オンライン」「株式ジャーナル」「マーケットEX」「VIPインベスターズ」「株ステーション」「マーケットスタートピックス」「急騰株式プロジェクト」の7サイトは、無登録営業である指摘を受けず、2017年11月時点まで運営されていたようです。

株式会社オンライン

日経タイムズ

様々な手口で顧客を集めていた

これら3社は、手を変え品を変え様々な手口で顧客を集めていたようです。

監視委員会によれば、3社の従業員は「実績のある投資家」を装って顧客と面談し、虚偽や誇張した投資助言の実績を説明したとしています。

また、複数の顧客に同一銘柄の買いを推奨することで株価を急騰させ、それを投資助言の実績として他の顧客に説明していたともされています。

個人情報を他から入手し、勝手に無料会員登録を行い、メールを送りつけることもしていたようです。

それどころか、サイト内記載の住所は存在しないデタラメのものであったり、「喜びの声」として紹介されている人物画像は他サイトからの無断転載であったりと、典型的な悪徳サイトです。

しかしながら、述べ3,700名から37億円を集めていたようですので、その手口に引っ掛かってしまった方が非常に多いようです。

投資顧問業とは?(投資助言・代理業)

投資助言・代理業とは、下記の行為を業として行うものをさします。

  • 有価証券または金融商品の価値等に関する助言を行うこと
  • 投資顧問契約または投資一任契約の締結の代理又は媒介を行うこと

    金融商品取引法の施行に伴い、投資助言・代理業をはじめるには、金融庁に登録が必要ですので、ご注意下さい。

詐欺的な集団は、次から次へと言葉巧みにあなたを誘惑してきます。

また、中には投資顧問業に登録をしていても、信頼に値しない会社もありますので、ご利用する場合は会社の実態や実績等精査した上で登録をしてください。

また、各財務局では警告を行った業者や個人を調べることができますので、そちらも参考にすると良いでしょう。

財務局ホームページ