超速スキャルFX IQ190 【検証・評価】

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今回の記事では、専業トレーダー梶真英氏による「IQ190 超速スキャルFX』の検証と評価を行います。

以前、「秒速スキャル」という スキャルピング商材の検証を行いましたが、今回は名前は似ていますが、まったくの別ものです。

また、過去には「超速スキャルピング」という商材も販売されていましたが、こちらもまったく別ものとなります。

超速スキャル 商品名:IQ190 超速スキャル
販売者:梶 真英
発売日:2017/06/20
公式サイトはこちら

IQ190 超速スキャルはスキャルピング×ブレイクアウトの融合ロジック

公式サイト内でIQ190 超速スキャルは、スキャルピングとブレイクアウトの融合ロジックであると言われています。

要するに、

  • 1分足スキャルピング
  • 5分足スキャルピング
  • ブレイクアウト

の独立したロジックで複合的にトレードしていきます。基本はスキャルピングで細かな利益を取りに行きます。

1分足で追い切れなかった部分を5分足でのスキャルピングで仕掛けて行きます。その中でブレイクアウトの可能性を見た場合に、大きな利益も取りましょう。と言ったスタイルです。

推奨されている通貨ペアはドル円、ユーロドル、ユーロ円、ポンドドルの4通貨ペア。

ベースとなるものは、ライントレードにあり、超速スキャル専用に開発されたとされるライン自動描画システムも提供されています。

1分足のスキャルピングでの王道的なトレンドフォローに加えて、トレンドの転換ポイントを狙ったカウンターでエントリーし、トレンドを追従するというのが基本的なロジックとなっています。

その成果と言うのが公式サイトに掲載されています。

  • 2014年 10,591pips
  • 2015年 13,167pips
  • 2016年 15,144ips

出典:超速スキャル公式サイト

あくまで客観的証拠のない自己申告の成績ですので、これを鵜呑みにすると危険です。さらにトレードする時間を増やせば年間60,000pipsは軽く超えられるの強気な発言もしていますが、これに関しても全く根拠がないと言えます。

IQ190ということを謳っているのですから、客観的な証拠、根拠というものを論理的に示してほしいものです。

梶 真英氏とは?

IQ190を維持する異才トレーダー。

IQとは、知能指数(Intelligence Quotient)70から130の間に約95%の人が収まると言われています。一般には、IQ180で天才と言われますが、kaji氏はそれをはるかに超えるIQ190を維持。

2003年:高いIQを持つことだけがメンバーとなれるMENSAに入会するも、その活動内容が非常に閉鎖的と考え脱退。

2011年:IQ190という頭脳が構築したIQ190 Trade 理論で、年間利益10,000pipsを計上。おもに海外のトレーダーから人気があり、目標金額を達成しファンドの専属トレーダー契約や、一流のトップトレーダーなった投資家も多い。

2016年:日々のトレード時間4時間で、年間利益15,144pipsを計上。高度な研究をしながらも、海外トレーダーとの交流を深め、IQ190 Trade 理論を具体的なロジックに落とし込み、海外の一流トレーダーにも教えるプロトレーダー。

MENSAとは:1946年にイギリスで創設された全人口の内上位2%のIQ(知能指数)の持ち主であれば、誰でも入れる国際グループです。

会員数は全世界100カ国で約12万人。南極をのぞく世界全大陸の約40カ国に支部を置いています。日本には、2015年現在約1.800名程の会員がいます。

同会員の中には、
宇治原 史規(ロザン、京都大学卒業)
茂木健 一郎(脳科学者、理学博士(東京大学)
中野 信子(脳科学者、医学博士(東京大学)
藤本 淳史(東京大学卒業、田畑藤本)
岩永 徹也(モデル、薬剤師、タレント)
川村 優希(医師、タレント、東京大学大学院卒業) などがいます。

超速スキャル 公式サイトより抜粋

梶 真英氏は過去に、ライスキャFXという商材も販売しています。

MENSAという組織について書かれていることは事実ですが、梶 真英氏がIQ190を持ち、本当に入会していたのかという証拠はありませんし、事実の調べようもありません。

公式サイトを見渡す限り、トレード成績にしろ、トレード回数を増やした時の見通し、フォワード成績、そして梶 真英氏の経歴等々、この商材の良し悪しを判断する肝心なところ全てにおいて客観的証拠や根拠に欠けているという印象です。

超速スキャルFXのロジック スキャルピングについて

超速スキャルFXでは1分足と5分足でスキャルピングトレードを行います。スキャルピングというのは、当サイトの過去の記事でも取り上げていますが、相場の大局を見るのではなく、相場のノイズとも言える小さな波の中で細かくエントリーとイグジットを繰り返し、利益を積み重ねていく手法です。

スキャルピングとはこのような性質のトレード手法ですので、特にFX初心者には人気です。エントリーチャンスがたくさんある、短時間で決着がつくといった理由からです。

しかし、FX初心者は短い時間足より長い時間足でトレードすべきでもお伝えしていますが、スキャルピングの利点と思えるところが実は仇となることもあります。

エントリーから決済までの時間も短いということは、瞬時の判断を必要としますし、正確なエントリーも求められます。短い時間足ほど、相場の変化は目まぐるしく、それに対応できる早くて正確なスキルが必要となるのです。

また、ノイズを捉えていくということは、規則性に乏しく、ロジックによってその規則性のないものを高確率で捉えることはかなり難しいと感じます。

しかし、それらスキャルピング特有の問題を超速スキャルFXが緩和し、体系化されたものなら素晴らしいと思います。

ですが、細かい利ざやを取る手法そのものが、実践者の環境や力量によって勝敗は大きく左右されますし、超速スキャルFXの優位性を知るための証拠や明確な根拠というものが提示されていないところが残念に感じます。

超速スキャルFXのロジック ブレイクアウトについて

超速スキャルFXのロジックのもう1つがブレイクアウトです。ブレイクアウトの兆候が表れたときには、短期決戦ではなく、大きな利益を狙いに行きます。

確かにトレンドの初動を捉え、狙い通りブレイクアウトしたときには非常に大きな利益を乗せることができ、魅力的な手法ですが、当然「騙し」もあります。

その騙しを見極めることは、トレーダー皆が夢見るところであり、騙しを回避してトレンドの初動を捉える方法があるなら、間違いなく億万長者になれます。

しかしながら、そういった方法は今の所存在せず、多くのトレーダーが頭を抱えるところです。

超速スキャルFXはブレイクアウトの初動を捉え、ピンポイントでエントリーすることが可能だとしていますが、こちらもその根拠や具体的な方法、その優位性というものは提示されていません。

エントリーチャンスの多いスキャルピングでトレード時間に左右されずに利益を得られる、それに加えてブレイクアウトで大きな利益も取ることができる、またIQ190のトレード手法と言われるといかにも凄そうな商材に思えますが、よくよく公式サイトをご覧いただくとわかりますが、それらに関する根拠や証拠というものが一切提示されていません。

それらの文言で超速スキャルFXの購入を決断するのは早計だと思います。

勝率9割でも負けることはあります

超速スキャルFXは、公式サイト内で勝率9割を謳っています。勝率9割でさらに年間10,000pips以上を獲得となると、いつでもエントリーチャンスがあり、そして勝てるとの見方をしてしまいますが、果たして本当にそううまくいくのでしょうか。

文言だけでは非常に魅力的な言葉が並びますが、根拠が提示されていないため、評価の難しいところです。

上記のようなトレード戦績が掲載されていますが、後から取って付けたようなエントリーとイグジットなら勝率100%も可能です。

ましてや、トレンド一方向へのエントリーであるならまだしも、こんな方向性のない相場で全て獲得するのは不可能だと断言できます。

そして、超速スキャルFXではリスクについての言及が一切ないことも気に掛かります。

FXの勝率を9割にするのは簡単?勝率よりも利益重視!でも書いていますが、利確を浅く、損切りを深くすれば勝率を上げることは可能なのです。その代わり、一回の損切りでそれまでの利益を吹っ飛ばす可能性があります。これが、勝率9割でも負けるということです。

超速スキャルFXでは、そういったリスク管理や損切りと利確のバランス等について一切触れられていません。IQ190ほどの知能があるなら、そのあたりも緻密に計算されているのかもわかりませんが、そういったリスク管理も商材のアピールポイントです。

しかし、そのような言及がないことは、蓋を開けるととんでもなく深い損切り幅を設定しており、勝率をあげているだけなのかもしれません。

過去には実際にそのような商材もあったので勝率を前面に押し出し、リスク管理に触れていない商材は注意が必要です。

IQ190 超速スキャルFX 評価

手法は決して適当なものではなく、理想のトレード手法だと思います。しかし、それは机上の空論ではなく、体系化されて再現性が高ければの話です。

スキャルピングは、相場のノイズを捉えてのトレードであることが多く、そこに規則性はありませんので、ロジックで高確率で利益を得て行くのは非常に難しいことです。

さらに、スキャルピングは一瞬の判断や操作スピードが必要とされるので非常に高度なスキルを要します。

それらが超速スキャルFXによって再現性の高い手法に仕上がっているなら間違いなく素晴らしい商材だと言えるのですが、残念ながら公式サイトの中では根拠や証拠が提示されていません。

私たちが知りたいことは、ありふれたロジックの開発経緯やIQ190の話では無く、商材の嘘偽りのない成績です。

今後、年間10,000pipsを超える戦績を収めている信頼性の高い成績表の提示、またフォワード成績も是非とも開示してほしいものです。

商品名:IQ190 超速スキャル
販売者:梶 真英
発売日:2017/06/20
公式サイトはこちら