FXのロジックについて考える

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FXでいうところのロジックとはトレードルールである

ロジック(logic)とは、直訳すると論法、論理です。FXや投資の中でロジックという言葉が使われますが、端的に言うと『トレードルール』とするとわかりやすいです。エントリー、イグジット、リスクリワード等々トレードに際しての決めごとです。

シグナルツールや自動売買システムは、あらかじめロジックが組み込まれていて、そのルールに則ってトレードを行います。例えば移動平均線のゴールデンクロスで買いエントリー、デッドクロスは売りエントリーと言った具合です。

FXで勝つためには再現性の高いロジックが必要

結果には必ず原因があります。例えば忘れ物をしたという結果に対して、バタバタしていて準備がしっかりできなかった、準備後の確認を怠ったという原因が思い浮かびます。

それは、FXにも共通するところで、トレードで勝つにも原因があり、負けるにも原因があります。ということは、勝つ「原因」を掴めば、勝てる確率が上昇するということです。

しかし、FXで勝てない人の多くは、その原因がわからないのです。なぜならトレード結果を振り返り、結果の原因を検証しないからです。ですから、「勝った原因」「負けた原因」がわからないままで、トレード根拠に乏しく「上がってほしい」「下がってほしい」といった希望が大半のギャンブル的トレードとなってしまいます。

結果に対する原因がわからないでいると、当然ロジックを組むことは不可能です。

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優れたロジック一つで勝つことは可能か?

いくら優れたロジックでも全ての相場に対応することは不可能です。例えば、トレンドフォロー型ロジックであるなら、レンジ相場に弱いですし、逆張り型ロジックであるならトレンド相場に弱い傾向にあると思います。また、得意とする相場であっても、勝率100%というのは不可能です。

そこで大切なことが2つあります。

ロジックが得意とする相場が来るまで我慢する

ロジック一つでは勝てないのか?となるとそうでもありません。大切なことの一つ目ですが、ロジックが得意とする相場が来るまで我慢するということです。

ロジックが不得意な相場に対してまでトレードを行うことは、勝つ確率が低いですし、それは投資ではなくギャンブルトレードです。

相場には様々な局面がありますが、決して全ての相場に対してトレードを行う必要はありません。お持ちのロジックが得意とする相場が待てるかとうかが勝つか負けるかの一つの分岐点になります。

期待値を算出して資金管理を徹底する

優れたロジックというのは、徹底した資金管理(リスクリワード)の上に成り立つといっても過言ではありません。

資金管理を疎かにしていると、勝率通りの資産曲線を描けませんし、最悪相場から退場というケースも発生します。

資金管理を行うために大切なことは、『期待値』です。この期待値を求めることで、どれほどの勝率が必要で、損切り幅、利食い幅の設定が明確になります。期待値の計算方法は、

勝率×リスクリワード×取引回数=期待値(将来損益)

となります。

リスクリワードは、リスク(損失)リワード(利益)となり、損益比率となります。例えば、損切り−10pips、利食い20pipsの場合、リスクリワードは1:2となります。

ロジックの中で損切り10pips、利食い20pips固定とし、勝率が50%と仮定すると、トレード1回あたりの期待値は、
50%×(-10pips)+50%×20pips=15pipsとなり、1回あたりのトレードで5pips利益を得られるということになります。

例えば、コインの表が出たら−10pips、裏が出たら+20pips得られるゲームがあったとき、
コインを2回投げたら単純計算で10pips得られます。つまり1回あたり+5pipsの利益ということです。

勝率50%以上のロジックがあり、リスクリワードを1:2にすると、1トレードあたり5pipsずつ儲かるということになります。

FXでは、とにかく勝率にこだわる方がおられます。しかし、いくら勝率が高くても、リスクリワードのバランスが高ければ、たった数回の負けでそれまでの利益を全て吹き飛ばしてしまう可能性があります。

例えば、損切り100pips、利食い10pips。これなら、勝率自体はかなりよくなりそうです。仮に勝率90%としましす。これを先ほどの期待値の計算式に当てはめると、10%×(−100pips)+90%×10pips=−1pipsとなります。一回のトレードで1pipsずつ損失を出すことになります。。9回トレードを行い全勝したとすると90pips獲得できます。しかし、この時点で潜在的に9pipsの損失が出ており、10回目のトレードでは10pipsの損失がでることになります。そして、10回目のトレードで負けると、トータル90pipsの利益を吹き飛ばし、−10pipsとなるのです。

一方、例え勝率が悪くてもリスクリワードのバランスさせきちんと整えていれば、トータルで勝つことができます。

例えば損切り10pips、利食い100pipsで勝率20%とすると、80%×(−10pips)+20%×100pips=12pipsが期待値となります。

10回トレードをして8連敗して損失が80pipsとなっても、2回勝つことで200pips獲得し、トータルで120pipsの利益となります。1回のトレードあたりの期待値通りの数字です。

このように、リスクリワードのバランスをきちんとしていれば、勝率が悪くても勝つことができます。FXで勝つということは、決して勝率ではなく、利益が積み重なっていくことを言います。リスクリワードをきちんとした上で、勝率を上げていくとより上昇曲線が上向きになります。

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