フェイサリレサ選手のバツ印ポーズによる政府への抗議 支援金が1000万超集まる

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以前、クラウドファンディングとは?新たな投資先となるのか?という記事で、ご紹介したクラウドファンディング。

クラウドファンディングとは?新たな投資先となるのか?
最近話題のクラウドファンディング。しかし、一口にクラウドファンディングと言いましても、種類もたくさんありますし、目的もリスクも様々です。非常...

当サイト内の記事では、投資に関連して『金融型』のクラウドファンディングをご紹介しましたが、クラウドファンディングには大きく分けて3つの種類があります。

クラウドファンディングの種類

金融型クラウドファンディング

金融型クラウドファンディングとは、出資者が特定の企業などに出資を行い、リターンとして金銭(配当や利益の一部)または株式が発行される、というタイプです。

投資先としては、上場前の企業への出資や不動産投資、海外投資など様々です。

購入型クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングとは、出資者がプロジェクトへ出資することで、そのリターンとして出資金額に応じた金銭以外の商品やサービスが手に入る、というタイプです。

寄付型クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングとは、その名の通り、プロジェクトに対しての資金の提供であり、あくまでも「寄付」となりますのでリターンは発生しません。

被災地支援や途上国の支援等でプロジェクトを立ち上げる場面が多いです。

エチオピアのマラソン選手が政府への抗議のバツ印ポーズでゴール

リオオリンピックの男子マラソンで、銀メダルを獲得したエチオピアのフェイサ・リレサ選手が政府への抗議を込めて両腕を交差したバツ印のポーズでゴールしたことが話題となりました。

抗議のバツ印を掲げ、ゴールするフェイサ・リレサ選手

抗議のバツ印を掲げ、ゴールするフェイサ・リレサ選手

フェイサ・リレサ選手はエチオピアの最大民族オロモ族の出身。リオオリンピックの男子マラソンに出場し、見事2位でゴール。オロモ族の団結を象徴する両腕を交差させたポーズでゴールインしました。

このポーズはとても深い意味を持ちます。オロモ族はエチオピアの人口約1億人の3分の1以上を占めていながら、長年にわたって冷遇され、最近では政府がオロモ族の農地を接収して開発を進めたことから政府との間で緊張が高まっています。

人権団体によると、全土で大規模な抗議運動を展開するオロモ族を治安部隊が武力で制圧。昨年11月以来、400人以上が殺害され、数万人が逮捕されたり投獄されたりしているそうです。

フェイサ・リレサ選手は、競技後のインタビューでもこのポーズを繰り返し、オロモ族に対するエチオピア政府の弾圧に注目を集めたかったと説明しています。

しかし、公の場で問題について発言したことで「私は殺されると思う」と話し、殺害や投獄の危険があるため帰国はできなくなったとも話します。

自らの部族であるオロモ族を弾圧している母国エチオピアの政府に対する、命がけの抗議をしたフェイサ・リレサ選手にも既に投獄された親族がいるといい、妻と2人の子どもの身の安全が心配だという事です。 

フェイサ・リレサ選手はゴール後、「私はエチオピアに戻れば殺されるだろう。殺されなくても逮捕される。まだどうするか決めていないが、恐らく他の国に行くつもりだ」と話していました。

寄付型クラウドファンディングでフェイサ・リレサ選手への支援金が1,000万超

表彰式でも再び抗議のバツ印を掲げるフェイサ・リレサ選手

表彰式でも再び抗議のバツ印を掲げるフェイサ・リレサ選手

命懸けの抗議を行ったフェイサ・リレサ選手とその家族を支援するために、8月21日に立ち上げられたクラウド・ファンディングに、当初の目標額を10倍を上回る、11万3000ドル(約1130万円)が集まりました。(8月24日時点)

エチオピア政府の高官は、「帰国すれば、国の英雄として彼を迎える」と話しているそうですが、エチオピアでは、政府に抗議するデモに参加していたオロモ族が殺害されており、信じられる訳もなく、身の安全も保証できません。

他国に亡命する意志を示していたフェイサ・リレサ選手のために、サポーターたちはが法定代理人を雇い、アメリカ合衆国への亡命申請を計画をしている、と伝えられています。

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