フリスタFX (フリースタイルFX)【検証・評価】

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フリスタFX(フリースタイルFX)という商材について問い合わせを頂きましたので検証と評価を記事にします。

フリスタFX (フリースタイルFX)は具体的なロジックや手法についての説明がなく不透明である

フリスタFXの公式サイトを見ると、そのロジックや手法に関する説明が全くと言って良いほどなされていません。

公式サイトから読み取れる特徴をピックアップします。

>> フリスタFX (フリースタイルFX)公式サイトはこちら

▶︎ 1日20分のチャートチェックで後はスマホでOK

▶︎ ローソク足しか見ないシンプルトレード

非常にシンプルなトレードに思えます。しかし、これだけでは、実際に何をすべきかが全く見えず、見るべきポイントは明確なのか?再現性はあるのか?相場に対して優位性があるのか?といったことが全くわかりません。

▶︎ 一週間で2〜3回程度のトレードで毎月資金は1.8倍に

▶︎ 勝率は7割

▶︎ リスクリワードは1:10(損切り1に対して利確10)

一週間で2〜3回程度のトレードで毎月資金は1.8倍ということから推察するにデイトレーダー〜スイングトレードに位置すると思います。

このトレード回数でそもそも毎月資金が1.8になるのは非常に疑わしいと言わざる終えません。

例えば、50万円から始めたとして、翌月には90万円になり、その翌月には162万円になり、291万円になり…一年で5億円を超えます。1000倍以上です。明らかに非現実的な数値であり、誇大広告であると言わざるを得ません。

確かに当サイト「 伝説のFXトレーダーGFF氏の手法とは? 」で取り上げていますGFF氏は僅か数ヶ月で10万円を6億円に増やしました。

しかし、当時はレバレッジの規制が無く、最大400倍というFX会社も存在する時代であり、ハイレバレッジで上手く立ち回った結果と言えます。

もちろん、その実績は賞賛に値しますが、やはり、それ相応のリスクがありますので、GFF氏は最終的には30万円にまで資金を減らす結果となりました。

伝説のFXトレーダーGFF氏の手法とは?
あなたは、GFF氏(グフフ)というトレーダーをご存知ですか??生きる伝説の人物です。GFF氏は10万円をわずか3ヶ月で6億円にした伝説のトレ...

話を戻して、勝率が7割に対してリスクリワードが1:10というのも疑ってかかるべきものです。

先程もお伝えしましたが、投資において利益を出すにはそれ相応のリスクが伴います。その中でこの勝率、リスクリワードというのは信じられるものではありません。

なぜなら、週2〜3回程度のトレード回数では、一度のトレードでかなり大きな利益を出さなければなりません。それに伴うリスクは相応になるのが当たり前だからです。

非常に魅力を感じる内容ではありますが、その優位性を示す根拠やトレード成績等の証拠が一切提示されていないのと同様に私達からするとフリスタFXを信じる根拠がありません。

フリスタFXの販売元である(株)チャートマスターと根崎優樹氏には気をつけた方が良い

フリスタFXを販売元は(株)チャートマスター(代表取締役社長:根崎一男)で、商材を手掛けるのは根崎優樹氏です。

この(株)チャートマスターは、投資顧問 関東財務局2086号を取得しているれっきとした投資助言業務を行う会社です。

その投資助言業務を行う会社が、先程のような真実味の無い言葉で煽り、いかにも投資は簡単だと言わんばかりに募集を掛けているのです。

通常であれば、投資助言をする立場としては、投資のリスクを1番に伝え、その中で資金管理を行いながら投資を勧めるべきだと思うのですが、公式サイトではリスクについては一切触れられていません。

日本投資顧問業協会が定めた広告、勧誘等に関する自主規制基準に抵触しないのか?

日本投資顧問業協会には、広告、勧誘等に関する自主規制基準があります。

(投資意欲を不当にそそる表現等の禁止)

第6条 会員は、投資者の投資意欲を不当にそそるような広告及び顧客の勧誘を行ってはならない。

2 会員は、社会的に過剰な営業活動であると批判を浴びるような過度な広告及び顧客の勧誘を行ってはならない。

出典:日本投資顧問業界

はっきりとこのように書かれています。フリスタFXの公式サイトに書かれている文言は明らかに投資意欲を不当にそそる内容であるように感じますが抵触しないのでしょうか?

(株)チャートマスターは関東財務局から業務停止命令を受けていた

(株)チャートマスターですが、平成26年6月に関東財務局から業務停止命令を受けています。

株式会社チャートマスターに対する行政処分について

1.株式会社チャートマスター(以下「当社」という。)に対する検査の結果、以下の法令違反行為が認められたことから、証券取引等監視委員会より行政処分を求める勧告が行われました。(平成26年5月30日付)

(1)無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っている状況

当社は、顧客91名に対し、金融商品取引業の登録を受けていない特定の外国証券業者2社の証券口座で外国為替証拠金取引(以下「FX取引」という。)を行うための当社開発の自動売買ソフト(以下「当社ソフト」という。)を販売し、当社ソフトを購入した顧客に対し、口座開設手続きをサポートしていた。

一方で、当社は、当社代表取締役が唯一の株主でありCEOを務める海外法人であるTwins International Ltd.(以下「Twins社」という。)を設立し、当社顧客が当社ソフトを利用して行ったFX取引の取引量に応じた報酬を受領する契約をTwins社と当該外国証券業者との間で締結していた。

この結果、当社が紹介した顧客は、当該外国証券業者との間で当社ソフトを利用して、継続的にFX取引を行うに至っており、当社は、平成23年1月13日から検査基準日(同25年7月9日)までの間、当該外国証券業者から、当該取引の取引量に応じた報酬をTwins社経由で受領していた。

当社が行った上記の行為は、外国証券業者と国内顧客間におけるFX取引を媒介する行為と認められるため、金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業(同法第2条第8項第4号に掲げる「店頭デリバティブ取引の媒介」を業として行うこと)に該当するものであり、当社が同法第31条第4項に基づく変更登録を受けることなく第一種金融商品取引業を行うことは、同法第29条に違反するものと認められる。

(2)無登録業者に名義貸しを行っている状況

当社は、金融商品取引業の登録を受けていない株式会社EAアーキテクツ(代表取締役:中戸 大修(なかと ひろのぶ))に当社の名義を使用させて、平成24年3月20日から検査基準日までの間に、338名の顧客と投資顧問契約を締結させ、日経225オプション取引の投資助言行為を行わせていた。

当社が行った上記の行為は、自己の名義をもって、他人に金融商品取引業を行わせたものであり、金融商品取引法第36条の3に違反するものと認められる。

2.以上のことから、本日、当社に対し、下記(1)については金融商品取引法第52条第1項の規定に基づき、下記(2)については同法第51条の規定に基づき、以下の行政処分を行いました。

(1)業務停止命令
金融商品取引業の全ての業務を平成26年6月6日から平成26年12月5日まで停止すること(ただし、顧客との投資顧問契約の解約業務を除く。)。

(2)業務改善命令

1) 当該法令違反による顧客に対し、適切な顧客対応を行う等、投資者保護のために万全の方策をとること。

2) 責任の所在の明確化を図ること。

3) 当該法令違反状況を直ちに是正するとともに、適切な再発防止策を講じること。

4) 金融商品取引業務(投資助言業務)を適切に行うための経営管理態勢、業務運営態勢及び法令等遵守態勢を整備すること。

5) 上記1)から4)について、具体的な改善策を1ヶ月以内に書面で報告すること。

出典:関東財務局

行政指導は、『指導』➡︎『勧告』➡︎『命令』となっており、(株)チャートマスターが受けた業務停止命令、それも約半年間という期間はかなり重い処分にあたります。

根崎優樹氏が絡んで過去に販売された商材の多くはPAチャートを用いたトレード手法である

公式サイトに登場する根崎優樹氏はプロフィールを見る限り投資スキルにおいては相当の実力者です。

根崎優樹氏のプロフィール

18歳で株式投資を始め、その後FXに参入

トレーダー歴は12年

世界一の投資先進国であるアメリカのバージニア州にある投資教育機関「CFG(Concorde Forex Group)」に200万円払って入学して本格的にFXを学ぶ

CFGでは「50連勝」という卒業試験があり、その試験を乗り越え世界最年少、アジアで唯一の卒業生

と事実であるなら非常に輝かしい経歴の持ち主なのですが…

(株)チャートマスターが過去に販売した商材には、『鬼ヶ島FX』『黒船再来FX』『白船誕生FX』というものがあります。

これらの商材も、根崎優樹氏の経歴を前面に押し出し、購入者の購買意欲をそそるものだったのですが、いずれも決して評判が良いとは言えません。また、いずれの商材にもPAチャートが絡むものばかりでした。

CFG(Concorde Forex Group)の評価、評判は良くない

根崎優樹氏は、CFG(Concorde Forex Group)の卒業生であるということで、信頼を得ているようです。あまり、日本ではCFGという組織を知られていませんので、あたかも優秀に思えなくもないですが…

そもそも「200万円を払って入学」というところに違和感を覚えつつ、CFGの評価、評判を調べてみました。海外のフォーラムで見る限り、あまり良い話はないようです。

英語でわからない方もおられるかもしれませんが、下段のサイトの星の数を見ていただくと、評価として一つしかついていませんので、評判が良くないことがわかるかと思います。

PAチャートとは?

PAチャートは、フリスタFXを販売する(株)チャートマスターが日本での専売権を持つMT4のようなFX専用のプラットフォームシステムです。

PAチャートを使うことで利食いや損切りが明確になると一部では評判が良いですが、その利用料が月額25,000円と高額です。

これまで販売されてきた商材は、PAチャートを利用した手法ばかりであり、今回のフリスタFXもその可能性が非常に高いと言え、過去に販売して来た商材同様に、PAチャートを販売拡大するためのフロントエンド商品のような感じがします。

手法を継続して実践するためには、PAチャートが欠かせないということになり、結果的にPAチャートの継続利用料(毎月25,000円)を支払って利用するという流れです。

商材単発での売り上げよりも、PAチャートの利用で毎月継続的に発生する売り上げこそ、販売者サイドが売りたい商品なのでしょう。

私個人の見解としては、そういったビジネスも有りだと思います。ですが、それは本当にPAチャートを利用することで、相場に優位性を持ったロジックの元、多少の波はあったとしても安定して勝てるトレード手法であるならという条件付きです。

PAチャートを売り込みたいが為に、実際には勝てないフロントエンド商品を用意し、言葉巧みに参加者を集うものであるならば、とても評価できるものではありませんし、ましてやそれを投資顧問の認可を得ている会社が行っているのであれば大問題です。

そうでないと信じたいところではありますが、残念ながら公式サイトを見る限りではそのような手法を提供されるとは思えませんし、月額25000円を払う価値があるのかどうかも不明です。

>> フリスタFX(フリースタイルFX)公式サイトを確認する