ORION FX(オリオンFX)【検証・評価】

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orionfx商品イメージ

youchuui

今回、検証を行いますのは、ORION FX(オリオンFX)という名のEA(自動売買システム)です。

『海外ファンドも利用する自動売買システムであなたも資産運用してみたいと思いませんか?』

ORION FXの販売ページの冒頭にこのような事が書かれていますが、本当に使用されているのかはわかりませんし、証拠もありません。

ORION FXに限らずこのように、『海外ファンドで…』等々の謳い文句を掲げるFX商材はこれまでもいくつもありましたが、秘密保持の規約でもあるのか、実際にどの商材にも証拠の提示はなく、信憑性は不明です。

本当のところどうなのでしょうかね。

そもそも、顧客から資産運用に預かったお金を、自動売買で運用するものなのでしょうか?私が預ける側なら、そのようなファンドは信頼できないというのが率直な意見です。

ORION FX(オリオンFX) 商品情報
main_Aldebaran

商材名: ORION FX

販売者: 有限会社 株レモン

返金保証: 無し

販売価格: 39,800円(条件付きで29,800円)

販売ページ: 現在販売中止

ORION FX 概要

ORION FXは、リゲル(Rigel)とアルニラム(Alnilam)という2つのEA(自動売買ツール)セットで販売されている商品です。

ORION FXの商材価格は、39,800円ですが、専用口座であれば29,800円という価格設定で購入可能となっています。

販売ページには、綺麗な右肩上がりの曲線を描く運用成績が掲載されていますが、これらは全てバックテストのデータとなります。

orionfxバックテストデータ

ですから、単純にこれから先、このような運用成績を上げることができるという保証はありません。

過去の相場がわかっている状態ですので、その状況に適したロジックを組むのは容易いことです。カーブフィッティングですね。

更に言えば、販売ページに掲載の運用成績は、バックテスト期間、PF、最大ドローダウン、平均利益や平均損失、エントリーLOT数等々、EAの実力を知るための重要な要素というべきデータが何一つありません。

正直これだけで、私達は何を持ってEAの優位性を知ることができると言えるでしょうか?

EA(自動売買システム)の優位性判断

先程もお伝えしましたが、ORION FXに限らず、EAのご購入を検討される場合、バックテストデータだけでEAの実力を判断してはいけませんし、決してバックテストデータが良いから、相場に対して優位性がある訳でもありません。

それは、答えの出ている相場では、カーブフィッティング(最適化)によって、いくらでも良い成績を出すことが出来るからです。

では何を参考に優位性を見出せば良いのか?となると、それはフォワードデータです。

現在進行形の運用成績ですね。

少なくとも、販売者がそのEAによって右肩上がりに資産を増やして行けると知っているなら、間違いなく稼働させていますよね。

今では、myfxbookと言う運用成績を公開できるシステムがあります。

クロスファイアfxmyfxbook

上記はクロスファイアFXという恐らく最も売れたEAのフォワードデータです。

このように、フォワードデータを公開することで、そのEAに対する信頼度はグッと増しますし、販売者の姿勢も評価できます。

そう言った事も含めて、クロスファイアFXは大ヒットしたのでしょう。

しかし、EAを販売するならmyfxbookでフォワードデータを公開することは最低限の事ではないかとも思います。

ですが、クロスファイアFXのようにフォワードデータを公開するEAは殆ど無いのが実状です。

それでもEAは危険!!

確かにEAは、トレードに向き合うことができない時間も勝手にトレードしてくれるので便利です。(あくまで利益を上げる事が出来ればの話です。)

しかし、EAの殆どはそのロジックを公開していません。何故ならそれが『メシのタネ』でもあるからです。

少しシステムに詳しい方なら、ロジックさえわかれば同じようなEAを作成することができます。

ロジックが公開されていないと、

  • 何故今エントリーしたのか?
  • 何故ここで決済するのか?

と言ったことが一切わかりません。

EAというのは、予め組まれたロジック(ルール)に則ってトレードしますので、どのような状況であっても裁量トレードのような応用は全く効きません。

そのロジックが嵌れば勝てるでしょうが、ロジックが嵌らない時は、まったく勝てません。

何れにせよ、なぜ勝てたのか、負けたのかということは、相当検証しないとわかりませんが、そこまで検証ができる方は、EAに頼らず裁量トレードをするでしょうね。

そのような状況ですので、負けが込んだ時でも、数万円叩いて購入したせいもあり、なかなかスパッとEAを止めることが出来ません。

そして、残るのは勝てないEAと減らした資金のみで、あなたにトレードスキルは一切残りません。

EAを運用するということは、これほどのリスクを背負うことになります。

ですから、私は、EAの購入材料としてバックテストデータであれば4〜5年分(相場の様々な変化が起きている為)、myfxbookでフォワードデータの公開をしているということは、最低限の条件だと思っています。

バーチャル取引コンテストで8位という実績

ORION FXは、バーチャル取引コンテストで8位入賞という実績をアピールしています。

しかし、このバーチャル取引コンテストは、スプレッド0という条件下で行われたコンテストです。

このような条件下では、スキャルピングEAは強いでしょうね。

ですが、実トレードのようにスプレッドがあると、プラストレードがマイナストレードになることも十分に考えられます。

そもそも、実際にはあり得ない特別な環境下での成績をプッシュされても…という感じですし、それならフォワードデータを見せて欲しいというのが、私の意見です。

ORION FX(オリオンFX) 評価

正直EAですから、実際に運用してみないとわからないのが現状です。

しかし、本当に利を得ているEAなら、販売者はmyfxbookで実績をアピールしてくるのではないかと思うのです。

それが無いとなると、公開できる程の成績を収めていないのではないかと想像します。

また、海外ファンドが利用する自動売買システムであるなら、そのファンドの顧客向けの運用成績もあるはずですので、是非とも見てみたいものです。

もし、そのようなデータが公開されるようであれば、再度検証し直す必要がありますが、現時点では、その様なデータの提示がありませんので、ORION FX購入、運用には注意が必要なのではないか?というのが私の感想です。

youchuui