ヘッジファンドとは?その投資法とは

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ヘッジファンドという言葉は、FXをしている方ならほとんどの方が聞いたことがあると思います。

あなたは、ヘッジファンドについてどのような印象をおもちでしょうか?

  • 常勝軍団?
  • 相場を操る組織?
  • 投資のプロ集団?

様々あると思います。

証券会社の市況ニュースでも、「マクロの買いが出た」や「モデル系の売りが散見された模様」と言う表現を使った記事を見かける機会が多いと思いますが、多くの方がマクロ?モデル系?と言った感じではないでしょうか?

今回はそのマクロ系、モデル系含めヘッジファンドとは一体どのような組織なのかということ、そしてその投資法について記事にします。

ヘッジファンドとはどのような組織なのか

ヘッジファンド イメージ

まずヘッジファンドとは、どういった組織なのかということをご紹介します。

ヘッジファンド(英語: hedge fund)は、代替投資の一つ。

公募によって一般から広く小口の資金を集めて大規模なファンドを形成することを目指す通常の投資信託とは異なり、通常は私募によって機関投資家や富裕層などから私的に大規模な資金を集め、金融派生商品などを活用した様々な手法で運用するファンドのこと。

出典:wikipedia

銀行等の投資信託は、公募によって一般の方から広い範囲で資金を集めますが、ヘッジファンドと言われる組織は、世界中のお金持ちから資金を集め、そうした資金運用を行う組織です。

投資信託は、少資金でも公募によって広い範囲で集めますので、一般的な投資信託は一口1万円から買えますが、ヘッジファンドは主に富裕層や機関投資家向けですので、数百万円以上の投資が必要とされます。

そのほとんどは非公開で特定の顧客のみ出資できるという仕組みとなっています。

ヘッジファンドの狙いは個人投資家である

ヘッジファンドは、買いよりも売り相場を得意としていると言われています。

「自分が入れているストップが狩られてから相場が反転した」と言ったような経験をあなたもした事があるのではないでしょうか?

ラウンドナンバー近辺、前日の高値、安値近辺等、多くの投資家が意識しやすいポイントというのがいくつかあり、その近辺には多くのストップロスが並びます。

ヘッジファンドは、そのストップロスを狙って売りや買いを浴びせます。そうすることで、意識されやすいポイントに並ぶストップロスを巻き込み、さらに相場は加速します。

その中であなたのストップロスも狩られるのですが、利益が出たところでヘッジファンドはポジションを決済しますので、再び相場が戻るのです。

このヘッジファンドが仕掛けるストップ狩りについては、【 ストップ狩りとは?〜真相と対策〜 】に詳しく書いていますので、合わせてお読み下さい。

ストップ狩りとは?〜真相と対策〜
ストップ狩りについてFXをしている以上、誰もがストップ狩りと言う言葉を聞いたことがあるかと思います。しかし、一言でストップ狩りと言っても、大...

このようにヘッジファンドは、個人投資家のお金を狙うわけですが、先程の手法は一例であって、組織によって相場の分析方法や投資スタイルというのは違って来ます。

テクニカル分析に長けているヘッジファンドもあれば、ファンダメンタルを得意としているヘッジファンドもありますので一概にヘッジファンドの手法と言いましても、多種多様となっています。

ヘッジファンドの種類〜マクロ系とモデル系〜

FX証券会社から送られてくる為替市況ニュースには、マクロ系ヘッジファンドの買いが入った、モデル系ヘッジファンドの売りが入ったという表現をされますが、マクロ系とモデル系についてご説明いたします。

マクロ系ヘッジファンドとは?

マクロ系ヘッジファンドとはマクロ分析によって相場を分析し投資するファンドとなります。

マクロ分析とは?

国民所得・物価水準などの経済全体にかかわる数量の分析・統合により経済社会全体の動きに法則性を見いだそうとする理論

出典:コトバンク

基本となるトレード手法は、経済的要因に基づいたファンダメンタル分析を行い、将来の値動きを見据えたトレードを行います。

資金力の豊富さから、長期運用によるスワップポイントを狙ったトレード手法を取ることも多いのが特徴です。

モデル系ヘッジファンドとは?

一方のモデル系ヘッジファンドは、テクニカル分析を得意としています。

相場の状況や投資家の心理を分析し、今後の相場の展開を予測したトレード手法となります。

売買での利益を狙いますので、比較的短期のトレードを行い、先程ご紹介したストップ狩りを行うのはこのモデル系ヘッジファンドが仕掛けている事が多いです。

ヘッジファンドは常勝軍団なのか?

image

ヘッジファンドは、常にトレード手法を研究し、投資のプロ集団であることは間違いありません。ですから常勝軍団と思いがちですが、実はそうでもないのです。

金融市場で存在感を誇るヘッジファンドの不振が続いている。

2012年の投資収益率は約6%と、米国株の市場平均の上昇率(約13%高)の半分以下にとどまった。

日米欧の金融緩和や、米国の「財政の崖」問題などに伴う変化を読み切れなかったのが原因だ。

高い収益を求めてファンドに振り向ける資金を増やしてきた年金基金の思惑も外れ、予定利回りの引き下げなど対応を迫られている。

出典:日本経済新聞

このように、ヘッジファンドの運用成績が市場平均に届かないのは、09年から4年連続ということです。

また、実際に資金を減らし閉鎖に追い込まれるヘッジファンドもあり、決してヘッジファンドが常勝軍団ということではないということが言えると思います。

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