クラウドファンディングとは?新たな投資先となるのか?

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最近話題のクラウドファンディング

しかし、一口にクラウドファンディングと言いましても、種類もたくさんありますし、目的もリスクも様々です。

非常に大きな可能性を秘めている仕組みでもありますが、一種の投資ですので、その性質をしっかりと理解する必要があります。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、プロジェクトや事業計画を持った法人や個人が、インターネットを通じてプレゼンを行い、その事業に対し賛同する、出資すると言った方は、インターネット上の専用プラットフォームを使用して出資を行うことです。

出資される側は、多くの方に賛同いただければ、不特定多数から大きな資金が集まることになります。

一方、出資者はサイト上に提供されるそれぞれのプロジェクトや事業計画の進捗状況の報告を受けます。

出資の見返りとしては、サービスの提供や商品の受取り、現金配当といったものもあります。

不特定多数から、寄付や資金提供を受けて、プロジェクトを推進するということは、決して今に始まったことではありません。

しかし、昨今のクラウドファンディングは、インターネット上にプラットフォームが設置され、資金調達者は、広くかつダイレクトにプロジェクトや事業計画を打ち出すことが出来るようになりました。

一方の出資者は、より精査して出資価値の有無を判断出来るようになりました。

これは、資金調達者と出資者をダイレクトに結びつけることを可能とした仕組みとも言え、上手にクラウドファンディングを活用することによりこれまで金融機関等から資金を調達することが難しかった事業者は新たな資金調達の可能性と手段として選択肢が増えましたし、出資者は、新たな資産運用の一つの方法となります。

金融庁がクラウドファンディングを利用してベンチャー企業支援

日経新聞web版にこのような記事がありました。

金融庁は5月にインターネットを通じた未上場株の投資勧誘を解禁する。不特定多数から小口資金を募る「クラウドファンディング」と呼ぶ仕組みを使い、1人当たり50万円までベンチャー企業の株式に投資できるようにする。リスクマネー供給の強化につなげる狙いだ。金融商品取引法の施行令を改正し、5月に施行する。ベンチャー企業は1億円未満を条件に、幅広い個人から資金を集められるようになる。

出典:日本経済新聞WEB

ベンチャー企業の活性化

日本には、諸外国の様に活発なベンチャー企業がないという懸念があります。

アメリカでは、新しい技術やサービス、アイディアは、ベンチャー起業から発生することが多々あります。

あのマイクロソフトやグーグルも、ベンチャーから大きくなり多くの雇用と、利益を生み出しています。

ですから、政府が主導してベンチャー企業を活性化させると同時に資金を持つ層の金融資産が市場に流れ込みますので、この取り組みは非常に評価できます。

ベンチャー企業の事業計画、プンラニングの見極め

クラウドファンディングの出資者は、事業者のプランニングの見極めが非常に重要となります。仕組みが構築されているIPOでもこの様なことが話題となりました。

gumiが上場後僅か2ヶ月半で下方修正

gumiは同年12月に東京証券取引所1部へ直接上場したが、わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字へ下方修正。

投資家の失望を買い、株価は急落した。東証を傘下に持つ日本取引所グループの斉藤惇CEO(最高経営責任者)は、同日の定例会見で「投資家の信頼を損ないかねない最近のIPOは看過できない。

3カ月で業績予想を黒字から赤字にしてしまうなんて経営者としてありえない」などと言及した。

あるベンチャー経営者は「VCに資金調達を断られるようになった。雰囲気が変わってきた」と漏らす。

このような事態が起こると、いくら政府が主導してクラウドファンディングを推進し、ベンチャー企業の活性化を狙ってもなかなか軌道に乗りません。

また、gumiの事業に期待して、IPOに参加した投資家は、期待を裏切られた形となり、ある意味目利きに失敗した格好となりました。

それは、クラウドファンディングにも言えることで、事業者は、資金を集めたい為に、期待させる事業プランを打ち出します。

それが、どれだけ実現できるのか?机上の空論で終わる話では無いのか?といったところを、出資者は冷静な判断が求められます。

クラウドファンディングを利用した悪質な手口も横行

クラウドファンディングは、インターネットを中心に出資者を募ります。詐欺師達は手を変え品を変え、お金を巻き上げようとします。

クラウドファンディングの出資上限は50万円。仮に100人から出資してもらう事が出来れば、最大5,000万円となります。

出資金を貰って計画倒産なんてことも起こるかも知れません。

そう言ったことも踏まえ、クラウドファンディングで出資したいという方は見極めが非常に重要だと思います。